私の保活

 婚活、妊活、などと並んで「保活」なる言葉をずっと前に育児雑誌で見ました。

 

 待機児童が社会問題となっている最近、保育園に子供を入園させるための活動のことを「保活」というそうです。うちの子が保育園に通っていたころにはすでにそんな言葉がありました。

 

 うちの子は今思うととても絶妙な時期に生まれて来てくれたといえます。

 うちの子が生まれたのはリーマンショックの直前でした。

 生まれる前に当時住んでいた市の市役所に確認したところ、生まれてからでないと入園のための申請はできないとのことでした。さらにすべての条件が同じならば申し込みの早い順番に入園が許可されるそうです。そして多くの認可保育園は誕生後6か月からの子を預かりの対象としていました。

  自治体によっては生まれる前に予約のように申請ができたりするところもあるようなのですが。

 

 …とすると早生まれのうちの子は圧倒的に不利❗❗❗

 

 でもゼロなし園(0歳児クラスのない保育園)ならば圧倒的に有利❗❓

 

 そんなことを考えながら、自宅から最寄りの保育園を第一希望に、その他通えそうな保育園を第4希望まで申し込みました。

 その後無認可の保育園を探しているうちに車で送迎をしてくれるというまるでデイサービスのような保育園を見つけ入園の申し込みをしました。

 どのみち認可保育園は1歳になって以降の4月にしか入園できないだろうと思ったからです。

 

 無認可の保育園に通うこと半年足らず。1歳を迎えてすぐの4月、住んでいた団地のとなりにあった第一希望の認可保育園に入園することができました。

 それぞれの保育園での思い出もまたいつかここに書こうと思います。

 

 このころにはだいぶん減っていた待機児童もリーマンショックをきっかけに就労希望のママが増えたことからまた増加しはじめたのでした。